東京2020大会に向けたボランティアシンポジウムを開催
(主催:東京都 共催:東京2020組織委員会)

  • ボランティア

1月21日(日)に、千代田区外神田にあるベルサール秋葉原において、「東京2020大会に向けたボランティアシンポジウム~ボランティアの本質を探る~」を開催しました。
約1,300名の応募があり、当日は約600名の方々にご出席いただきました。
また、当日、「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」回収協力ボックスに、携帯電話96台、その他159台、計255台の小型家電を参加者の方々からご提供いただきました。

1 主催者挨拶(小池百合子 東京都知事)

開会に先立ち、挨拶をされている小池百合子東京都知事

冒頭、知事から、「選手の皆さんが主役ではありますが、実は真の意味の主役は、大会を支えていただくボランティアの皆さんではないか」、「ボランティアになりたい方がたくさんいらっしゃる。夏頃から募集を始めますので、1人でも多くの方に参加いただき、皆さんと共に歴史に残る大会にしたい」と挨拶を行いました。

2 対談1 おもてなしを受けた側の視点

寺川綾さん(スポーツキャスター/アテネ・ロンドンオリンピック競泳日本代表)と根木慎二さん(シドニーパラリンピック車いすバスケットボール日本代表)による対談の様子

ご自身の活動や経験などを通じて感じたこと等について、お話しいただきました。

寺川綾さん(スポーツキャスター/アテネ・ロンドンオリンピック競泳日本代表)
「ボランティアの皆さんは、困っていたらすぐ声をかけてくれた。いつも笑顔で力をもらえた」、「競技前は、集中させてほしい。写真や触れ合いは、競技後なら大歓迎」、「少しでも多くの競技を知ってもらえたら、もっと楽しめると思う」

根木慎二さん(シドニーパラリンピック車いすバスケットボール日本代表)
「障害は、障害者自身ではなく、社会の側にある。周囲の気持ちと行動が障害をなくす。友達になることで、お互いに助け合える」、「パラリンピアンの障害の度合いは様々。どんなサポートが必要か気をつかわず、どんどん聞いてほしい」

3 対談2 おもてなしを提供する側の視点

東京都観光ボランティアの明石さん、東京外国語大学生(リオ2016大会ボランティア経験者)の方々、ルー大柴さんの対談の様子

ボランティア活動中のエピソードを踏まえ活動を通じて感じたこと等について、お話しいただきました。

東京都観光ボランティアの明石(あかし)さん
「自分から積極的に笑顔で話かけることが大事」、「恥をかいて日々成長していく。実力以上のものは出ない」、「語学力も大事だが、外国の方を案内する際には、『へー、はー、ほー』と驚き楽しんでもらえる豆知識の準備がおすすめ」

東京外国語大学生(リオ2016大会ボランティア経験者)の方々
「感情を表に出すことが大切。リアクションは1.5倍で」、「リオ2016大会では、大会運営の一員であることを実感できた。失敗もたくさんあったが、楽しい時間だった」、「オリンピックは遠い世界の舞台と思っていた。ボランティアに参加したことで身近に感じられ、愛着も湧き、視野も広がった」

ルー大柴さん(タレント)
「やれることはたくさんある。近所の公園のトイレ掃除をやっているが、実際にやってみると達成感があり、友達の輪も広がった。できることからやってみよう」というメッセージとともに、MOTTAINAIの歌に合わせて、会場の参加者全員でダンスを踊り、盛り上がりました。

4 パネルディスカッション

寺川綾さん、根木慎二さん、東京観光ボランティアの明石さん、東京外国語大学生の方々、ルー大柴さんによるパネルディスカッションの様子

続いて行われたパネルディスカッションでは、おもてなしを受けた側、提供する側の両者の立場からボランティアに期待することや参加者へのメッセージ等をお話しいただきました。

寺川綾さん
「オリンピック・パラリンピックは、アスリートが夢を叶える舞台。ボランティアの皆さんに支えてほしい」、「エレベーターがない駅で、子どもを抱え、階段が登れず困っている時に誰も助けてくれなかったことがある。ボランティアに参加しなくても、東京2020大会ではこのようなことがないように出来れば嬉しい。自分自身も困っている人がいたら助けたい」

根木慎二さん
「これを機会にパラリンピック競技をもっと知ってほしい」、「海外のボランティアの方は本当に楽しそう。ボランティアの皆さんにも楽しんでほしい」

東京観光ボランティアの明石さん
「仲間になって世界中のお客様を一緒に迎えましょう」

東京外国語大学生の方々
「一生の思い出になる。将来のため、成長のため、動機や理由は何でもよいと思う」、「自分が笑顔になれば相手も笑顔になる。ハッピーをシェアして楽しい大会にしたい」、「ボランティアをやりたいという気持ちが少しでもあれば、一歩踏み出してほしい」

ルー大柴さん
「一つのことをTogetherでやるとハートがつながる。英語が出来なくても大丈夫、みんなで一緒にやろうよ。Togetherしよう」とお話しいただきました。

会場中に一体感が生まれ、笑いにあふれたシンポジウムとなりました。