IDEA for TOKYOコンテストを開催

 3月18日(日)に、東京2020ライブサイト in 2018会場内ステージにおいて、「IDEA for TOKYO」コンテストを開催しました。
 本コンテストは、東京2020大会時に、東京を訪れる外国人や障害者等をおもてなしするための都市ボランティアが実践するアイデアを学生から募集し、アイデアソン方式により競う参加型イベントで、全国から66組の応募がありました。事前審査を通過した4チームがプレゼンテーションを実施し、最終審査の結果、チーム「First class」のアイデア「粋CITING SURPRISE」が最優秀賞に選ばれました。

1 審査員挨拶(猪熊純子 東京都副知事)

開会に先立ち、挨拶をされている猪熊純子東京都副知事

 猪熊副知事から、「東京2020大会に訪れる様々な方に対して、都市ボランティアができるおもてなしを考えていただく機会として、このコンテストを開催しました」、「ぜひ多くの方に大会のボランティアとして応募していただき、本日選ばれたアイデアを一緒に実践してまいりましょう」と挨拶を行いました。
 ゲスト審査員のお笑い芸人・タレントの陣内智則さんからは「晴れてよかった。笑顔の溢れるようなチームを応援したいと思います」、アテネオリンピック金メダリストの柴田亜衣さんからは、「自分のアイデアが、東京2020大会の都市ボランティアによって実践されるというのは、凄いこと。緊張していると思うが、自信を持って楽しく頑張って」、パラバドミントン選手の藤原大輔さんからは「学生の皆さんと年齢も近いので、同じような視点で審査できると思う。プレゼンテーション頑張ってください」とご挨拶いただきました。

2 プレゼンテーション

(1)チームミッチェル

Smile Getter(スマイル ゲッター)-「観光客と写真を取る」というおもてなし-

チームミッチェルによるプレゼンテーションの様子

 カメラを向けると誰もが笑顔になることから、たくさんの観光客と自撮りをして笑顔を集める「Smile Getter」を提案
 写真をWebサイト上にアップし、笑顔あふれる写真がどれくらい集まったかをカウントし可視化することで、SNSやメディアを通じて話題になり、さらに笑顔の輪が広がっていくと説明
 プレゼンテーションの最後は、「東京都を世界で1番、笑顔が生まれる都市に」と締めくくられました。

(2)First class

粋CITING SURPRISE(イキサイティング サプライズ)

First classによるプレゼンテーションの様子

 お客様の期待を上回るサプライズを提供する活動「粋CITING SURPRISE」を提案
 外国人旅行者が都市ボランティアに話かけると「折り紙を折ってくれる」、「自分の名前を漢字にしてくれる」など、嬉しいサプライズが返ってくる仕掛けをつくって、粋な江戸文化を体感してもらいたいと説明
 「都市ボランティアの行動が、粋なサプライズとして 世界に拡散され、世界中の人々が日本のファンになってくれることを目指したい」と実現に向けた意気込みを語りました。

(3)ホテルニュー俺たち

#AskNanja(ハッシュタグ アスクナンジャ)

ホテルニュー俺たちによるプレゼンテーションの様子

 アイデアを考えるにあたり、Twitterの投稿内容から課題を分析。言語スキルや時間、距離などの障壁があっても東京2020大会に何か貢献をしたいと考える人のために、「自分の『好き』で人助けをする」Twitterアカウント「Nanja」を提案
 「外国人が知りたい情報を、Twitterで#AskNanjaとつけて質問すれば、その分野を得意とするNanjaメンバーが回答してくれる」と説明
 様々な人が参加できるユニークなアイデアで会場を盛り上げてくれました。

(4)ノーサイダーズ

welCAMERAプロジェクト(ウェルカメラプロジェクト)

ノーサイダーズによるプレゼンテーションの様子

 自らの体験から、海外で現地の人に最も声をかけることの多い、「観光地で写真撮影をお願いする」ことに注目
 日本人みんなが東京2020大会に訪れた人たちのカメラマンとなる「welCAMERAプロジェクト」を提案
 カメラアプリ「welCAMERA」を使えば、撮った写真を相手と共有でき、集まった写真はオリンピック・パラリンピックの閉会式や空港において、サイネージで掲出するなどのアイデアも説明
 「日本人みんなで東京2020大会の笑顔の記録史をつくりましょう!」と会場で呼び掛けました。

3 審査結果発表

最優秀賞発表の様子

<最優秀賞>First class 「粋CITING SURPRISE(イキサイティング サプライズ)」

 4チームが熱いプレゼンテーションを終え、最終審査を行った結果、最優秀賞はチーム「First class」の「粋CITING SURPRISE」に決定しました。
 猪熊副知事は審査員を代表して「“サプライズこそおもてなし”という付加価値、江戸の心を表した“粋”、一人ひとりが工夫して広がっていく点を評価しました」とし、審査員のサイン入り応援フラッグと平昌2018冬季大会のピンバッジを授与しました。
 チーム「First class」は、「このアイデアが実現すれば、本当にうれしい。東京2020大会時は大学を卒業しているが、ボランティアとして参加したいと思う」と受賞の喜びを語りました。

<審査員賞>
○ 陣内智則氏:ホテルニュー俺たち
○ 柴田亜衣氏:チームミッチェル
○ 藤原大輔氏:ノーサイダーズ

 最優秀賞のほか、ゲスト審査員による審査員賞も発表し、陣内智則さんは、「外国人に限らず日本人にも便利」と「ホテルニュー俺たち」を、柴田亜衣さんは、「シャイな日本人でも海外の人と距離を縮めやすい」ことから「チームミッチェル」のアイデアを、パラバドミントン選手の藤原大輔さんは、「ゲーム性のある点が楽しく、自分も参加したくなった」と「ノーサイダーズ」のアイデアをそれぞれ表彰しました。

 いずれのチームもプレゼンテーションでは、寸劇を交え会場からの笑いを誘うなど工夫を凝らし、若さと希望溢れるアイデアが感じられるコンテストとなりました。

コンテストの集合写真